床がギシギシ、ミシミシ鳴る、、、の巻き
2018.02.19 修繕こんにちは!
「床がきしんでギシギシ鳴るんだけど」
というご相談がありました。
床がきしんで音が鳴る。「床鳴り」って呼ばれる現象です。
床鳴りには
フローリングのつなぎ目がこすれあって鳴っているパターンが多いようです。
こすれあってしまうのは湿度の変化などでつなぎ目が膨張したり伸縮したりすることが原因であることがあります。
またフローリングと下地の接着が不十分なだと、フローリング自体が反り返って
下地との間に隙間ができてしまうことが原因かもしれません。
その他、床の下地が鳴っていることもあったり、、、パターンは様々です。
対策としては、
補修材を注入して 摩擦を低減することで音を抑える方法や
新たに小さな釘を打って、フローリングと下地の合板をしっかり固定する方法などが
あります。
ただ、床鳴りする原因を特定するのがなかなか難しいため、
それに応じた対策を選択するのも難しそうです。
今回は、小さな釘を打ち込んで下地の合板に固定する方法を実施してみました。
まずは床鳴りの場所を確認。
だいたいこの辺かなと あたりを付けます。
使うのはこちらの鉄砲みたいな道具。
コンプレッサーにつなげて空気圧で小さな釘(フィニッシュネイル)を打ち出します。
「ダシュッ!!」
目立たないようにフローリングの溝に打ち込みます。
打ち込みました。
ちょっと頭が出ているので手直しを。
マイナスドライバーを添えて金づちでたたいて
頭を埋めました。
埋めても釘の金属色がうっすら見えているので
補修材で埋めます。(クレヨンみたい)
完成!
よし、確認してみよう!
と床を踏むと、、、
ギィ~!
「むむぅ~」
と言いながら、さらに5発ほど追加して打つと
ようやく音が鳴らなくなりました!
・・・正確にはジャンプしたりすると少し音が鳴るんですけどね、、、
なかなか完璧に直すのは難しいです。
しかし、補修材を注入する方法も併用できれば
かなり音を軽減できると思います。
床鳴りが気になっている方、
いつでもお気軽にご相談くださいませ!