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サクラマス釣り

2016.04.12  

こんにちは。


今日の内容は私の趣味のことです。

釣りをしています。九頭竜川です。

何を釣るのかといいますと「サクラマス」です。鱒ですね。

分類上、山の渓流にいる「ヤマメ」とまったく同じ魚なのですが、
同じ魚と思えないくらい違います、、、というか大きさが全然違います。

趣味 渓流釣り フライフィッシング 福井 スタジオ・カーサ
【ヤマメ】最大で30cmくらい。「模様がキレイでしょ」


この差の要因は、渓流で生まれたヤマメがそのまま渓流に残るか海に降るか、
ということらしいのです。

渓流の魚だから渓流で育つのが普通ですよね。
けれど一部のアウトロー達は海へ向かいます。

そして約1年後、海の荒波にもまれながら生き抜いた猛者が
信じられないパワーアップを遂げて産卵のために再び故郷の川に戻ってくるのです!

栄養素の乏しい渓流に比べると、海は栄養源の塊ですから
おいしいもの(?)いっぱい食べて大きくなるんですね。
このように海に降りてパワーアップして戻ってきたヤマメを「サクラマス」と呼んでいます。

趣味 渓流釣り フライフィッシング 福井 スタジオ・カーサ

【サクラマス】大きいと70cmも超える。「私は帰ってきた~ッ」


海で成長したサクラマスは一般的に春に川を遡上するといわれています。
「桜」の咲くころ、、、ということが由来の有力説らしいですが、
サクラマス釣り解禁の2月から川で釣れることから、
2月までに遡上している個体もあり個体差があるみたいですね。

遡上の目的は産卵と思うのですが、
ヤマメやサクラマスの産卵は秋です。

となると、なんでそんなに早く遡上するの~?
と聞きたくなりますが、久しぶりの「淡水」・「渓流」なので
ちょっと緊張してフライングしちゃうのかもしれませんね!(違うか!)

あと、サクラマスは川の遡上を始めるとエサを食べないとか食べるとか言われています(どっちだよ)。
意見がいろいろあるようで、「エサを食べいていない」の根拠はサクラマスを捌いたときに
胃から何もでてこなかった、ということからみたいです。
ただ産卵までの数か月間、全く何も食べずにあの巨体を維持するということは考えにくいので、
軽~くは何か食べているんじゃないかと思っています。

早く遡上することのナゾや、エサを食べる食べないのナゾの他、
ヤマメのうちサクラマスとなるのは(つまり海に行く個体は)、ほとんどがメスあることもナゾの一つですが、
勉強不足で調べ切れておりません!!

興味を持ったら見てみてください!

実は先週末に九頭竜川のサクラマス釣りのイベントに参加したことを
記事にしようと思ったのですが、サクラマス自体の話で終わってしまいました。

また別の機会に書きま~す!!