屋根の雪が愛車に滑り落ちる I様
- 工事日:2017年10月
- 施主様のご状況
以前新築をさせてもらいましたOB様
カーサ社長とも仲がよく、ゴルフなど一緒に回ったりします。
ちょこちょこと、住宅のメンテナンス・修繕をさせてもらっています。
- ご相談内容・お困りごと
屋根から落ちてくる雪が、外に駐車している車に当たらないようにしてほしい!と連絡があり、現場に向かいお施主様とお話をしに行きました。
お施主様の家では、乗用車を3台所有しており、2台は車庫に駐車しているのですが、1台は家の前に野ざらしで駐車している状態。
普段は良いのですが、雪が降ると屋根の雪が滑り落ちて、その下に駐車している車に雪が当たってしまうのが今回のお施主様のお悩みでした。
お施主様の屋根は地面から7mほどの高さで、過去に雪の塊(溶けて水っぽくなったが、冷えて凍ってしまったもの)が落ちてきて、下に駐車している車にあたってへこんでしまった過去が、お悩みの原因になっていることもお話してくれました。
- 工事内容
そこで、カーポートのお見積をしました。
安くするなら、ポリカ材の屋根のカーポートなのですが、車をへこませる程の重さ・硬さの雪に耐えられるようにするということを視野にいれると心配だったので、アルミ折半屋根のお見積もりをしました。
しかし、予算オーバーということになってしまったので、別の方法を考えました。安く、雪を止める方法として上がった案が、雪止めフェンスを取り付けるという施工方法でした。
お施主様の屋根には雪止め金具というものはついていたのですが、雪止め金具では、一気に雪を流すのを止めるだけで軒先の雪を止めることはできません。
そこで雪止めフェンスを取り付けることで、軒先の雪を止めて、フェンス内で雪を少しずつ溶かして、雨樋で雪解け水を排水するという仕組みにしました。
予算に余裕ができましたので、もう一箇所、出窓の屋根にも雪止めフェンスの取付をしました。
お施主様のお悩みを解決する方法はいろいろありますが、お施主様と話し合いながら、施工費・施工方法・見た目などを話し合って、いろいろな方法の工事を視野に入れて、工事方法を決定したことです。
- 工事期間:2時間
- 工事金額:92,000円
施工前(正面)
黒い金具が、雪止め金具というものです。
施工後(正面)
軒先に綺麗に取り付けていきます。
施工前(斜め左)
施工方法はとっても簡単です。フックを軒先に引っ掛けて、ステンレス線で既存の雪止め金具と結ぶだけです。
施工後(斜め左)
簡単ですけど、屋根の上に登ったりする危険作業なので、しないでくださいね・・・
施工前(斜め右)
施工後(斜め右)
雪止めフェンスを取り付け
職人さんは慣れていますので、とても早く、丁寧に取り付けていきます。
地上からみた写真
黒色の商品なのであまり目立たないです。
雪止めフェンス
フェンスに乗った雪を流れないようにとめて、日中に溶かすようにつくられた商品です。
雪止めフェンス(横)
逆勾配になっていますので、雪が滑り落ちることはこれでなくなりました。
施工などに関してのお問い合わせ