梅雨入りと湿気対策
2016.06.13 日常こんにちは。
「北陸地方、梅雨入りしたとみられます!」
今日のラジオで言っていました。
なるほろ、蒸し暑いです。
ところで「蒸し暑い」ってどういう状態なのでしょう?
経験的に気温が高い状態なら、
「カラッ」とした乾燥状態より
「ムシムシ」した湿度が高い状態のほうが、イヤな感じですよね。
また天気予報でもムシムシの方が体感温度が高くなると言っています。
これらの原因は「汗をかく」という人の生理機能と関係しています。
人は熱くなると、汗をかきます。
これは「水分が蒸発するとき、その周囲から熱を奪う」という科学的な作用を利用していて、汗が蒸発することで結果、体温の上昇を防いでいるのですね!
「なんだお前、そんなこと知ってたんか~!?頭いいな!!」
と自分の身体に言ってやりたくなります。人体の不思議です。
つまり!
ムシムシして湿度が高いと
汗の蒸発があまり進まないということになりますよね。
(湿気が多いと洗濯物が乾きにくいのと同じ)
そういうわけで
長い年月を経て(?)人類が獲得した暑さ対策としての「発汗能力」は、
湿度が高い状態だと効果いまいち!になってしまうのでありました。
さて、梅雨時期の湿気。
人体への不快感だけでなく、家の中の「カビ」の原因にもなります。
対策としては「換気扇」や「除湿器」などの
文明の利器を利用した対策もありますが、
「窓を開けて風を通す」というのがシンプルであり効果的だと感じています。
ただ、風や空気の通りやすさは窓の位置など間取りにも関係してくるので、
効果も家それぞれかもしれません。
カビなどでお困りの方は、
家の掃除のときなど、湿気のたまりやすい(=空気の動きの少ない)クローゼットなどを開け、窓から空気を取り入れてみてはいかがでしょうか~??