側溝の鉄板蓋がガタガタして落ちてしまう~の巻き
こんにちは!
今日も(今のところ)良い天気です!
でも明日からはまた寒くなるそうで。。。
気温差が激しいので体調を崩さないように
気をつけましょう!
さて、今日は昨日やった工事の様子をご紹介です。
内容は、、、
「溝の鉄板ガタガタして溝に落ちないようにする工事~!」
です!
・・・よくわからないと思いますが、ご説明いたします。
こちらの現場。
道路と住宅敷地の間に側溝が通っていて、その上に鉄板を置いて橋にしています。
よく見る光景ですね。
最近、車で行き来すると、鉄板がズレて側溝に落ちてしまうとのことでした。
1枚でもなかなか重量があるので、戻すのもかなり苦労しそうです。
そこで今回、この鉄板(縞鋼板と言ったりします)の橋を地面に固定して
落ちないようにしよう!という工事を行いました。
具体的には地面にボルトを埋め込み、鉄板を通してナットで締めて固定しよう、というわけです。
まずは鉄板にボルトを通すための穴をドリルで開けます。
「ぎゅいーーーん!」
「ぎゅいーーーん!!」
次に鉄板の穴の位置に合わせて地面のコンクリートにもドリルで穴を開けます。
「ずごぉーーー!」
「ずごぉーーー!!」
この穴に薬品を入れてボルトを差し込んで固定します。
薬品の効果を高めるために掘った穴の中のホコリを取り除きます。
コンプレッサーのエアーでホコリを吹き飛ばします。
「シュバーーーン!!」
鉄板の穴とコンクリの穴を合わせて、、、
「ケミカルアンカー」なる薬品を穴に投入します。
その上からボルトを金づちでたたいてケミカルアンカー潰しながら挿入します。
「カンカンカーン!!」
ケミカルアンカー。手前の 短いチンアナゴみたいなやつがソレです。
このケミカルアンカーが潰されて薬品が出てきて、ボルトをコンクリートにしっかり固定してくれます。
ボルトがしっかり定着するまで1時間ほど養生タイムです。
さぁて、ちょうどお昼だなぁ~。。。
「ジャン!!」
お昼ごはんに中華料理屋に行った、、、、、わけでなく、
お施主さまからお昼ごはんをいただいちゃいました!!
完全に中華セット!!
美味しくいただき、身体も心もポカポカになりました。
このあと僕たちはお餅とみかんもいただいて、お昼のワイドショーを楽しむという
近年まれにみる優雅なランチタイムを堪能するのでした。
もう本当に感謝です!ありがとうございました!
その後、時間がまだあったので
気になっているという、雨どいの点検をしたりしてボルトの定着を待ちます。
ボルトが定着する養生タイムが終わったら
ボルトの余分な長さをグラインダーでカットして
ワッシャーを入れたらナットでしっかり締め込みます。
しっかり固定できました。
完成!
さらりと説明していきましたが、
実は一番最初に鉄板の歪みをある程度直すために
てこの原理を使いながら微調整をしたのですが、それがなかなかに苦労しました。
施工後、状況をお施主さまにご説明。
「つまづきに注意してください~!」
こういった工事では実際に使ってみて予想外のことが絶対に起こらないとも言い切れません。
なにか不具合等が発生した場合はその状況に応じてフォローさせていただく旨をご説明させていただきました。
Sさま、この度はありがとうございました!
(お昼ごはんもありがとうございました!!)